こんにちは、室屋修一です。
ゴルフの上達を目指すなら、最も重要なのはインパクトです。インパクトが決まれば、飛距離や方向性に直結するからです。今回は、初心者から上級者まで誰でも取り入れやすい「インパクトから覚える練習ドリル」を紹介します。これを試せば、必ず実感できる効果があるはずです。
目次
ゴルフスイングの基本はインパクト
ゴルフスイングを学ぶ順番、あなたはどんな順番で覚えましたか?
僕のレッスンでは、最初に「インパクト」を最優先で覚えます。その後に、切り返し、バックスイング、テークバックを教えるという流れです。この順番にする理由は、インパクトこそがボールの飛び出しに直接影響を与えるからです。お粗末なインパクトでは、どんなに良いスイングを目指しても結果は出ません。
なぜインパクトを最優先にするべきか
ゴルフスイングを構成する要素は数多くあります。例えば、グリップ、アドレス、テークバック、切り返し、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュです。どれも重要ですが、最終的にボールの飛び出しに影響を与えるのは「インパクト」です。
「インパクトした通りにしかボールは飛びません」とよく言いますが、この言葉の意味を実感するのは、インパクトが安定した時です。それまでは、ボールの結果が思い通りにならないかもしれません。でも、インパクトを意識して改善していけば、徐々に結果はついてきます。
球筋を変えるための5つの要素
ゴルフスイングを改造したい時、よく「スイング軌道をアウトサイドインからインサイドアウトにしたい」という話を聞きますよね。しかし、球筋を変えるために意識するべき要素は、実はそれだけではありません。大きく分けて、以下の5つの要素が関わります。
- スイング軌道(フラットかアップライトか)
- スイング面の向き(ターゲットに対して左右どちらを向いているか)
- クラブヘッドの軌道(インパクト前後でターゲットに対して左右どちらに動いているか)
- フェースの向き(インパクト時のフェースの向き)
- 打点(フェースのどこでインパクトしているか)
スイング軌道を「インサイドアウト」や「アウトサイドイン」で表現するのではなく、実際には「フラット」「アップライト」など、より具体的な言葉で理解することが重要です。この部分をしっかり理解すれば、球筋をコントロールしやすくなります。
インパクトから学ぶゴルフスイング
ゴルフスイングを学ぶ際に、なぜ「インパクト」を最初に覚えることが重要なのでしょうか。それは、ゴルフのプレー中にスイングを意識している時間がほとんどないからです。プレー中、私たちはどれだけ「どう打ちたいか」「どう飛ばしたいか」に集中しているか分かりますよね。
そのため、まずは「インパクト」の型をしっかり覚え、その後に「どう振るか」を学ぶというアプローチが効果的です。インパクトを意識できるようになると、自分のスイングに対する自信もつき、プレー中の結果が大きく変わります。
どうやってインパクトを覚えるか?
インパクトを覚えるために重要なのは「形状記憶合金」とも言える「マッスルメモリー」を作ることです。インパクトの形を体に覚えさせるために、まずはアドレスした状態から始めます。
- フェースを目標に向けたまま
- 前足に体重を乗せ
- 頭の位置を構えた位置に保ち
- 体をフォロー方向に回転させる
これをひたすら繰り返します。ボールを打つ日も打たない日も、この型を覚えることが最も大切です。頭や筋肉に型をインプットしていきましょう。
インパクトとインパクトをつなげる練習
インパクトの型を覚えたら、次は素振りでその型を繰り返すことが大切です。バックスイングは腰の高さまでで十分です。ポイントは「アドレスから」ではなく、「インパクトの型からスタートする」ことです。
そして、型に戻るスピードを意識して練習します。ゆっくりと、焦らず、型をしっかり戻せるようになることが第一歩です。スピードを速くしたくなる気持ちはわかりますが、最初は遅くてもかまいません。しっかり型に戻れるようになることが重要です。
最後に
ゴルフを変えたければ、まずは「インパクト」を意識して練習することから始めましょう。これを繰り返していくことで、あなたのゴルフは確実に上達します。
ゴルフの上達には時間がかかるかもしれませんが、毎日の練習と少しの意識改革で、大きな変化を感じられるはずです。練習を続けて、あなたのゴルフを一段階上げていきましょう。
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